結論:猫砂の分別は、お住まいの自治体のルールで決まります。
- 紙・木・おからは可燃ごみ、鉱物・シリカゲルは不燃ごみとして扱われることが多いと説明するメーカーがあります。ただし、自治体や製品によって違います。
- トイレに流してよいのは、製品の表示、自治体の案内、家の設備のすべてで問題がないときだけです。
- 迷ったら流さず、自治体のルールに沿ってごみに出しましょう。
捨てる前に確認する2つのこと
自治体の分別表で「猫砂」を調べる
多くの自治体は、ごみの分け方をウェブサイトの分別辞典や分別アプリで公開しています。「猫砂」「ペットのトイレ砂」「猫のトイレ砂」など、品目名を変えて検索してみてください。素材によって区分が分かれている場合もあります。
パッケージで素材と処理方法を確認する
パッケージや商品の公式ページには、素材と使用後の処理方法が書かれています。素材の名前だけで判断せず、処理方法の表示も確認しましょう。同じ素材でも、製品によって案内が違うことがあります。製品の案内と自治体のルールが違うときは、自治体のルールに従います。
素材別の捨て方の考え方
大王製紙は、紙・木・おからなど植物由来の猫砂は多くの自治体で可燃ごみとして扱えると説明しています。鉱物やシリカゲルの猫砂は、不燃ごみとして扱われることが多いとしています。表は、この説明と各社の製品の案内をまとめたものです。
| 素材 | メーカーの説明 | 製品の案内の例 |
|---|---|---|
| 鉱物系 | 不燃ごみとして | ライオン |
| 紙系 | 多くの自治体で | ライオン |
| 木系 | 多くの自治体で | ペティオ |
| おから系 | 多くの自治体で | ライオン |
| シリカ | 不燃ごみとして | 製品の公式な |
同じ素材でも製品で違う
- 鉱物系でも、ライオンの「ニオイをとる砂」のように可燃ゴミとして捨てるよう案内する製品があります。
- 紙系や木系でも、すべての製品がトイレに流せるわけではありません。流せるかどうかは製品ごとの表示で確認します。
素材ごとの重さや固まり方の違いは、猫砂の比較で解説しています。
自治体によって分別が違う例
自治体の公式情報で確認した、猫砂の区分の例です。同じ猫砂でも、区分の名前や分け方が違います。
| 自治体 | 公式情報の区分と注意 |
|---|---|
| 横浜市 | ペットのトイレ用砂は |
| 福岡市 | ペットのトイレ砂は、 |
| 名古屋市 | ネコのトイレ砂は |
| 大阪市 | 猫のトイレ砂は |
2026年11月3日に確認した内容です。区分は変更されることがあります。ふんの扱いも、トイレに流すよう案内する自治体と、燃えるごみとする自治体があります。お住まいの自治体の最新情報を確認してください。
「トイレに流せる」猫砂の注意点
「流せる」は製品の表示
- 「トイレに流せる」は、その製品の条件を守ったときの説明です。自治体が流すことを認めているという意味ではありません。
- 鉱物やシリカゲルの猫砂は水でほぐれないため、トイレに流すと故障や詰まりの原因になると大王製紙は説明しています。ライオンも、鉱物系の「ニオイをとる砂」を水洗トイレや排水口に流さないよう案内しています。
流す前に確認する3つのこと
- 製品の表示:流せる製品か。流してよい部分、量、流し方はどう書かれているか。
- 自治体の案内:流すことを制限していないか。
- 家の設備:浄化槽ではないか。集合住宅の場合は、管理規約で禁止されていないか。
製品の案内の例:ライオンの紙・おからの猫砂
ライオンの「ニオイをとる紙の猫砂」と「ニオイをとるおから砂」の流し方です。この手順はこの2製品の案内です。ほかの製品は、それぞれの表示に従ってください。
- 排泄物で固まった部分だけを流す。
- 固まりは1個だけ(直径5cm程度)入れる。2個以上入れると、排水管を詰まらせるおそれがある。
- たまり水の中で固まりが崩れてから、必ず「大」で流す。2個以上あるときは、前の固まりを流した後に1〜2回「大」で水を流してから、次の1個を入れる。
- 浄化槽タイプの水洗トイレには流さず、可燃ごみに出す。
- 時間がたって硬くなった固まりや、一度に多く処理したいときは、可燃ごみに出す。
東京都下水道局の案内
東京都下水道局は、ペットの糞をトイレに流すことについて、次のように回答しています(都民の声窓口、令和8年1月分)。猫砂そのものではなく、ペットの糞についての回答です。
- ペットの糞をトイレに流すことは、現行法令で規制されていない。
- ペットの糞は毛などが多く水中で分解されにくく、ペット用の砂が付いている場合もある。流し方によっては、住居内の配管が詰まるおそれがある。
- 住居内の配管が詰まった場合、修理費用は住人の負担になる。
- 同局はペットの糞を下水道に流さないよう求めている。処理方法は、住んでいる自治体の取り扱いに基づいて慎重に判断してほしい。
迷ったら流さず、自治体のルールに沿ってごみに出しましょう。
ごみに出すときの注意
- 横浜市と大阪市は、ふん(汚物)を取り除いてから出すよう案内しています。取り除いたふんの出し方も、自治体のルールを確認してください。
- 大阪市は、一度に多く出すと収集に支障が出るため、少しずつ分けて出すよう求めています。
- ライオンは、鉱物系の「ニオイをとる砂」の固まりを、少量ずつ紙袋などに入れて捨てるよう案内しています。
捨てやすさも考えて猫砂を選ぶなら
ごみに出す手間や、トイレに流せるかどうかは、猫砂を選ぶときの目安にもなります。素材と処理方法の表示を確認してから選びましょう。商品ごとの違いは、猫砂のおすすめ比較で確認できます。比較ページの処理方法は製品の情報で、分別は自治体のルールを優先してください。
素材や処理方法を確認しながら猫砂を選びたい方は、購入者レビューをもとにまとめた比較ページも参考にしてください。
猫砂のおすすめ比較を見るこの記事について
運営者:くらしセレクト運営事務局。商品の使用試験や比較実験は行っていません。公開情報をもとに生成AIを使って整理し、出典と照合しています。内容は獣医師などの監修を受けたものではありません。
出典の確認日:2026年11月3日